パーストープ、Akestra™を米国で発売 – PCRとカーボンフットプリント削減を支援する高性能パッケージング

特殊化学品メーカーであるパーストープは、Akestra™ソリューションが米国市場で利用可能になったことを発表しました。Akestra™は、食品包装業界向けにリサイクルPET(rPET)の機能性と循環性を向上させる熱可塑性樹脂です。持続可能性と性能に関する主要なニーズに対応する独自の特性を備えたAkestra™は、ホットフィルや熱い食品・飲料サービス用の消費者向け包装を含む、高需要のプラスチック用途に理想的なソリューションを提供します。

リサイクル素材を使用したホットフィル(熱充填)包装

Akestra™は循環性を可能にし、rPET食品包装がホットフィル用途に耐えられるよう性能を向上させるだけでなく、最大90%の消費後リサイクル(PCR)素材を組み込むことができます。また、ライフサイクル全体で温室効果ガス(GHG)排出量を最大70%削減し、業界のニーズと環境目標の両方に合致する代替品を市場に提供します。

耐熱温度が最大95°Cであることや、外観における透明感のある輝きから不透明や着色までカスタマイズを可能にするなど、Akestra™は包装の性能や美観を特定のニーズに合わせて調整する柔軟性をメーカーに提供します。この多用途性により、Akestra™を含む製品は、機能性、視覚的な魅力、コスト効率のバランスを求めるブランドにとって最適な選択肢といえます。

既存インフラへのシームレスな移行

Akestra™への切り替えは簡単で、大規模な投資は必要ありません。既存のPETシート、共押出、真空成形、Form Fill Seal(FFS)ラインは、最小限または無改造でAkestra™を採用でき、PCRや炭素フットプリント削減に貢献する包装材料への移行を、経済的・運用的な負担なしで実現します。

パーストープのAdvanced Materials & Business DevelopmentのVPであるClaudio Gaino氏は、「Akestra™を米国市場に導入できることを大変嬉しく思います。持続可能性と高性能な包装ソリューションへの需要が高まる中で、Akestra™はブランドが現在の市場期待に応える支援をするだけでなく、既存の生産ラインにシームレスに統合できることから、多用途で使用できることが魅力です。Akestra™が米国市場において、実際どのような変化をもたらすことができるのか、楽しみにしています。」

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